ウィーンってどんなとこ?旅行前に調べてみた[おすすめ映画・本も紹介!]
旅行前にその土地のことを調べてみたシリーズ、ウィーン編です!オーストリアに行く前に見ておくと楽しめる書籍の紹介も。
ウィーンってどんなとこ?
場所
中央ヨーロッパに位置する、オーストリアの首都であり最大の都市です。オーストリアは北にチェコとドイツ、東にスロバキアとハンガリー、南にスロベニアとイタリア、西にスイスとリヒテンシュタインと国境を接しています。ウィーンは国の東部を流れるドナウ川沿いに広がり、古くからヨーロッパの交通・文化・政治の中心地として発展してきました。壮麗な宮殿や歴史的建築が立ち並ぶ旧市街は、世界遺産にも登録されています。
天気
温帯海洋性気候と大陸性気候の影響を受け、四季がはっきりしています。夏は20〜30℃前後まで気温が上がり、比較的過ごしやすい日が続きます。一方、冬は0℃前後まで冷え込み、雪が降ることもあります。春と秋は穏やかな気候で街歩きに最適な季節です。年間を通して降水量は比較的少なく、観光しやすい都市として知られています。
歴史的に覚えておきたいキーワード
ハプスブルク家の都(13世紀〜)
13世紀後半にハプスブルク家の支配下に入り、ウィーンは王朝の中心都市として発展しました。以後約640年にわたり、ヨーロッパ屈指の政治・文化都市として繁栄します。
神聖ローマ帝国と宮廷文化
15世紀以降、多くの神聖ローマ皇帝がハプスブルク家から選ばれ、ウィーンは帝国の実質的な中心地となりました。ホーフブルク宮殿をはじめ壮麗な宮殿や教会が建設され、宮廷文化が花開きました。
オスマン帝国との攻防(1529年・1683年)
16〜17世紀にはオスマン帝国による二度のウィーン包囲を受けましたが、いずれも撃退に成功しました。特に1683年の第二次ウィーン包囲は、ヨーロッパ史を大きく動かした戦いとして知られています。
オーストリア=ハンガリー帝国の首都(1867〜1918年)
1867年のアウスグライヒ(妥協)によってオーストリア=ハンガリー帝国が成立すると、ウィーンは帝国の首都として最盛期を迎えました。リング通り沿いには国立歌劇場や国会議事堂、美術史美術館など壮麗な建築が次々と建設されました。
第二次世界大戦と現代のウィーン
第二次世界大戦後は連合国による占領を経て、1955年にオーストリア国家条約によって主権を回復し、永世中立国となりました。現在は国際連合ウィーン事務局(UNOV)や国際原子力機関(IAEA)などの国際機関が置かれる国際都市であり、音楽・芸術・歴史が息づく世界有数の観光都市となっています。
ウィーンの有名観光地
ベルヴェデーレ宮殿
18世紀初頭に建てられたバロック様式の宮殿で、上下宮と美しい庭園からなる世界遺産の一部です。現在は美術館として公開され、接吻をはじめとするグスタフ・クリムトの名作を鑑賞できます。

シュテファン大聖堂
12世紀に建設が始まったウィーンを象徴するゴシック様式の大聖堂です。色鮮やかなモザイク屋根や高さ約137mの南塔が特徴で、塔の展望台からはウィーン市街を一望できます。

美術史美術館
皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の命により建設され、1891年に開館したオーストリア最大級の美術館です。ブリューゲルやベラスケスなど、ヨーロッパを代表する巨匠の名作を数多く所蔵しています。

Stern – first upload in de wikipedia on 20:44, 30. Aug 2004 by Stern, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
シェーンブルン宮殿
ハプスブルク家の夏の離宮として栄えた世界遺産の宮殿です。約1,400室を備える壮麗な建物と広大な庭園、世界最古の動物園として知られるシェーンブルン動物園など見どころが豊富です。

Thomas Wolf, www.foto-tw.de, CC BY-SA 3.0 de, リンクによる
ウィーン国立歌劇場
1869年に開場した世界最高峰のオペラハウスの一つです。毎年300回以上の公演が行われ、オペラやバレエの名門劇場として世界中の音楽ファンを魅了しています。
C.Stadler/Bwag – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
ウィーン近郊の観光地
メルク修道院
ヴァッハウ渓谷を代表するバロック建築の修道院で、ウィーンから列車で約1時間〜1時間10分。豪華な図書館や天井画、ドナウ川を望む絶景が見どころです。

オリジナルのアップロード者は英語版ウィキペディアのHochauerWさん – en.wikipedia からコモンズに移動されました。, CC 表示-継承 2.0, リンクによる
バーデン・バイ・ウィーン
ウィーンから電車で約30分の歴史ある温泉保養地です。ローマ時代から続く温泉や優雅な街並み、美しい公園があり、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンゆかりの地としても知られています。
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Sheynhertz-Unbayg – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
ウィーン旅行前に見たい映画
第三の男
『市民ケーン』のジョゼフ・コットンが主演のサスペンス映画。親友のハリーに呼ばれウィーンにやってきた作家のホリー。しかしハリーは自動車事故死していた。その現場を目撃した3人の男を探すも、第三の男が見つからず……。
恋人までの距離(ビフォア・サンライズ)
アメリカ人青年ジェシーと、ソルボンヌ大学に通うセリーヌは、ユーロートレインの車内で出会った瞬間から心が通い合うのを感じる。ウィーンで途中下車した2人は、それから14時間、街を歩きながら語り合い…そんな自然な会話の中から、彼らの人生観、価値観、そして心の奥の微妙な揺れ動きが見え隠れする。でも別れのときはもう迫ってきていた…。
アマデウス
アカデミー賞8部門受賞したモーツァルトの生涯を描く作品。ウィーンの街で自殺を図り一命を取り留めた老人・サリエリ。彼が語ったのは人生が変わった原因となったウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの話だった。
ウィーン旅行前に読みたい本
ウィーン世紀末文学選
学問・芸術が絢爛たる花々を咲かせた「精神の世界都市」ウィーン.文学界にはシュニッツラーやホフマンスタールなど,いずれも一筋縄では行かぬ文人が輩出し才を競いあった.夢や無意識を描いた短篇から,市民社会の欺瞞を暴く辛辣皮肉な風刺作品,風俗小説,パロディ,SFまで,その多彩な世界を一望する待望のアンソロジー.
ウィーン、わが夢の町 – 横溝亮一
超ウィーン通の著者がおくる話題のエッセイ!
ウィーン演歌から焼きサバの味まで……。これまでのイメージを一変させてくれる面白エピソードが満載!ウィーンをもっと知りたい人必読の、ガイドとしても楽しめる1冊。

