周遊に便利!イギリスの公共交通機関のチケット購入、アプリを徹底解説
国ごと、街ごとに違うヨーロッパの公共交通機関、周遊旅行をするときに、いちいち調べるのは面倒!この記事では可能な限り主要都市の公共交通機関情報について、まとめていく記事、イギリス編です
ヨーロッパ旅行をする方々は、1〜2日で国や街をを周遊することが多いと思います。日本のように同じカード(Suica、Pasmo等 )で公共交通機関を利用できればいいのですが、ヨーロッパの国のほとんどが街ごとに地下鉄やバスなどの交通システムを持っていたり、国鉄には同じチケットで乗り継げないなど、かなり煩雑。
旅行を計画するにも、一国ずつ調べていくのは、かなりの手間で、1日乗車券や観光地のフリーパスは割高な場合も。ヨーロッパの主要国を旅行したことがあるアザラシが分かる範囲で共有します!
基本は「仲介アプリ」で検索・比較→公式で購入
OmioやTimelineなどの、乗車券集約・比較をしている「仲介アプリ」を使用して比較後に、各鉄道会社のwebまたはアプリケーションから購入を行うと、手数料が最低限で済みます。
イギリス国内の周遊
イギリス国内を周遊するときに、使える主要鉄道のルートと高速バス会社についてまとめています。仲介アプリで複数の鉄道会社やバスを比較したら、公式サイト・アプリで購入すると◎
主要鉄道
LNER(ロンドンから東海岸を通る北部ルート)
ロンドン〜ヨーク〜エディンバラ
ロンドンのキングス・クロス駅から東海岸本線を北上し、ヨーク、ニューカッスル、エディンバラなど主要都市を結ぶ高速鉄道サービス。イングランド東部の平野や北海沿岸の景観を楽しめる路線で、英国でも特に重要な幹線の一つです。
- ロンドン → ヨーク
- ロンドン → ニューカッスル
- ロンドン → エディンバラ
Avanti West Coast(ロンドンから北部)
ロンドン〜マンチェスター〜グラスゴー
Avanti West Coastは、ロンドンのユーストン駅から西海岸本線を北上し、バーミンガム、マンチェスター、リヴァプール、グラスゴーなどを結ぶ高速鉄道サービス。内陸の工業都市や丘陵地帯を通り、英国の経済・交通を支える重要な幹線ルートとなっている。
- ロンドン → バーミンガム
- ロンドン → マンチェスター
- ロンドン → グラスゴー
Great Western Railway(ロンドンから西部)
ロンドン〜レディング〜ブリストル〜カーディフ(〜エクセター方面)
Great Western Railwayは、ロンドンのパディントン駅から西へ延び、レディング、ブリストル、カーディフ、エクセターなどを結ぶ鉄道網。テムズ渓谷やコッツウォルズ、南西部の海岸へと続き、歴史ある路線と美しい田園風景を楽しめる英国西部の主要幹線。
- ロンドン → ブリストル
- ロンドン → バース
- ロンドン → カーディフ
Southern Railway / Thameslink(ロンドンから南部)
ロンドン〜ガトウィック空港〜ブライトン(+ロンドン南北縦断)
Southern RailwayおよびThameslinkは、ロンドンから南部へ広がる通勤・都市間ネットワーク。ガトウィック空港やブライトン、サセックス地方を結び、都市部から海沿いのリゾートまで直結する。テムズリンクはロンドン中心部を南北に貫通し、交通の要となる路線。
- ロンドン → ブライトン
- ロンドン → ガトウィック空港
South Western Railway(ロンドンから南西部)
ロンドン〜サウサンプトン〜ボーンマス(〜ウェイマス方面)
South Western Railwayは、ロンドンのウォータールー駅から南西へ延び、サウサンプトン、ポーツマス、ボーンマスなどを結ぶ鉄道網。テムズ川沿いや郊外住宅地、さらに海岸リゾートへと続き、通勤輸送と観光の両面で重要な役割を担う路線。
- ロンドン → サウサンプトン
- ロンドン → ポーツマス
- ロンドン → ボーンマス
高速バス
National Express
イギリス最大の長距離バス会社。国内最大ネットワークで、ほぼ全ての都市をカバーしています。空港路線なども多いので、旅行の際は使うことが多いかも。
MegaBus
格安の長距離バス会社。早期予約で1£もあり、学生やバックパッカーにも人気。
Flix Bus
ヨーロッパ最大の長距離バス会社。国間を移動する国際路線などもあり。イギリス旅行だけでなくヨーロッパ周遊にはマストで入れておいて良いアプリケーション。
目的地別、公共交通機関情報、アプリを徹底解説
ロンドン
空港→ロンドン市内移動
Uberやタクシーなど高額な移動手段以外の方法についてまとめてみました。
- 空港特急(Heathrow Express)
- パディントン駅直行
- 約15分〜21分
- 約£10〜£25:アプリで事前購入可能
- 最速でストレスゼロ。値段は高いけど時間を買う移動で、初回や急ぎの人には圧倒的におすすめ。
- 都市高速鉄道(Elizabeth Line)
- 複数駅(パディントン、ボンド・ストリート、リバプール・ストリート駅など)
- 約30〜45分
- 約£12〜£15:Apple Pay / クレカのタッチ決済OK
- 速さと価格のバランス最強。直通で中心部に行けて、ほとんどの旅行者にとって一番現実的な選択。
- 地下鉄(Piccadilly Line)
- 市内中心部(ピカデリー・サーカスなど)へ直通
- 約1時間
- £5〜£6:Apple Pay / クレカのタッチ決済OK
- とにかく安いが遅め。観光客向け路線で中心部直通、時間に余裕があるならコスパ良し。
- バス
- 目的地に合わせて複数選択肢あり
- ローカルバスだとかなり時間がかかる、空港バスは主要な箇所まで直通しているが1時間前後。渋滞にも左右される
- £1.75:ローカルバス、£6〜£15:空港バス
- 直通はあるが渋滞リスク大。安いが時間が読めず、基本は電車系の方が安定して使いやすい。
- 空港特急(Gatwick Express)
- ロンドン・ヴィクトリア駅
- 所要時間約30分(15分間隔)
- 約£18〜£22:アプリ・Webで事前購入 or タッチ決済可
- 最速でシンプルだが割高。ヴィクトリア直行したい人や初訪問で迷いたくない人向け。
- 在来線(Southern / Thameslink)
- ヴィクトリア駅/ロンドン・ブリッジ駅/セント・パンクラス駅など
- 約30〜45分
- 約£10〜£15:タッチ決済 or 券売機(事前購入も可)
- 価格と速さのバランス最強。行き先も多く、ほとんどの人にとって最も現実的な選択。
- バス
- ヴィクトリア・コーチ・ステーション
- 約60〜90分
- 約£6〜£12:アプリ・Webで事前購入
- 一見安いが時間が読めず渋滞リスクあり。電車より遅く、基本は優先度低めの選択肢。
- 空港特急(Stansted Express)
- ロンドン・リバプール・ストリート駅直行
- 約45〜50分(15〜30分間隔)
- 約£15〜£25:Webで事前購入 or タッチ決済
- 空港から中心部へ直通で分かりやすいがやや高め。乗り換えなしで確実に行きたい人向け。
- 在来線(+乗り換え)
- トッテナム・ヘイル駅 → 地下鉄(Victoria Line)など
- 約40〜60分
- 約£10〜£20:タッチ決済 or 券売機
- 少し安くなる場合もあるが乗り換えが必要。土地勘がある人向けで初心者にはやや面倒。
- バス
- ヴィクトリア・コーチ・ステーション
- 約60〜100分
- 約£5〜£12:アプリ・Webで事前購入
- 最安クラスだが渋滞で時間が読みにくい。安さ重視ならありだが基本は電車優先。
- 空港アクセス(Luton Airport Express / Thameslink)
- ルートン・エアポート・パークウェイ駅 → セント・パンクラス駅など
- 約30〜45分(※空港〜駅シャトル含む)
- 約£10〜£20:タッチ決済 or Web購入
- 空港から電車駅までシャトル必須だが、その後は速くて安定。実質これがメインルート。(空港から直接電車は乗れず、モノレールで駅まで移動)
- バス
- ヴィクトリア・コーチ・ステーション
- 約60〜90分
- 約£5〜£15:アプリ・Webで事前購入
- 最安クラスだが渋滞リスクあり。電車より時間が読めず、基本は補助的な選択肢。
オックスフォード(ロンドンからの日帰り)
ロンドン→オックスフォード移動
時間重視なら電車、コスパならバスがおすすめ
- 高速鉄道(GWR / Chiltern Railways)
- ロンドン・パディントン駅/メリルボーン駅 → オックスフォード駅
- 約45分〜1時間15分
- 約£5〜£35以上:アプリ(Trainline等)・Web・券売機・タッチ決済
- バス(Oxford Tube / National Express)
- ロンドン(Victoria・Marble Archなど) → オックスフォード市内
- 約90〜120分(渋滞で変動)
- 約£10〜£20:アプリ・Web購入
近場移動
非常にコンパクトな街で、観光は基本徒歩で完結します。バス網は発達していますが、トラムや地下鉄はありません。クレジットカードのタッチ決済はバスで利用可能です。
ケンブリッジ(ロンドンからの日帰り)
ロンドン→ケンブリッジ移動
ロンドン〜ケンブリッジ間は、本数が多く日帰りしやすい電車移動がおすすめです。
クレジットカードのタッチ決済やApple Pay/Google Payなども利用可能ですが、旅程が決まっている場合は、アプリで事前購入した方が断然安く乗ることができます。
- 高速鉄道(Great Northern / Greater Anglia)
- ロンドン・キングス・クロス駅/リバプール・ストリート駅 → ケンブリッジ駅
- 約50分〜1時間30分(直通・頻発)
- 約£10〜£30:アプリ(Trainline等)・Web・券売機・タッチ決済
近場移動
非常にコンパクトな街で、観光は基本徒歩で完結します。バスはありますが使用頻度は低く、トラムや地下鉄はありません。また、自転車文化が強く、レンタサイクルも人気です。クレジットカードのタッチ決済はバスで利用可能な場合が多いです。
ブライトン(ロンドンからの日帰り)
ロンドン→ブライトン移動
ロンドン〜ブライトン間は、本数が多く日帰りしやすい電車移動がおすすめです。
クレジットカードのタッチ決済やApple Pay/Google Payなども利用可能ですが、旅程が決まっている場合は、アプリで事前購入した方が断然安く乗ることができます。
- 高速鉄道(Southern / Thameslink / Gatwick Express)
- ロンドン・ヴィクトリア駅/ロンドン・ブリッジ駅/セント・パンクラス駅 → ブライトン駅
- 約55分〜1時間30分(直通・頻発)
- 約£10〜£30:アプリ(Trainline等)・Web・券売機・タッチ決済
近場移動(在来線・トラム・バスについて)
ブライトンは海沿いのコンパクトな街で、徒歩で観光可能です。
バスは市内を広くカバーしており、少し離れた場所(セブンシスターズなど)へ行く際に便利。トラムや地下鉄はありません。クレジットカードのタッチ決済はバスで利用可能です。
一日乗車券
ブライトンではバスの1日乗車券があります。
チケットを購入し、乗車時にアプリ内のQRコードをスキャンする仕組みです。
マンチェスター
空港→マンチェスター市内移動
- 電車(Northern Rail / TransPennine Express)
- マンチェスター空港駅 → マンチェスター・ピカデリー駅
- 約15〜20分(頻発・直通)
- 約£3〜£6:タッチ決済・券売機・アプリ
- 最速で安く本数も多い。空港から市内中心へ直結し、迷う理由がないレベルの王道ルート。
- トラム(Metrolink)
- マンチェスター空港 → 市内各所(ピカデリー周辺など)
- 約35〜45分
- 約£4〜£5:券売機・非接触決済
- 電車より遅いが停車駅が多く、市内の細かい場所へ行きたい場合に便利な選択肢。
近場移動(在来線・トラム・バスについて)
マンチェスター市内の移動は、主に電車・トラム・バスが中心です。ロンドンのような地下鉄はなく、代わりにMetrolink(トラム)が重要な役割を担っています。
クレジットカードのタッチ決済は、トラムでは利用可能(乗車・降車時にタップ)で、1日の上限料金(Daily Cap)も適用されます。一方、バスは事業者ごとに対応が異なり、現金または非接触決済で支払い可能な場合が多いです。
市内中心部の移動であれば、トラム+徒歩でほぼカバーできます。近郊へ行く場合は鉄道(National Rail)を利用するのが一般的です。
一日乗車券
マンチェスターでは、トラム(Metrolink)に1日乗車券(Day Travelcardのようなもの)があり、ゾーン制で料金が決まります。ただし、クレジットカードのタッチ決済を利用すると、自動的に1日の上限料金(Daily Cap)が適用されるため、短期旅行者はこれを利用するのが最も簡単です。
バスについては、各社ごとの1日券や、グレーター・マンチェスター全体で使える「Bee Network」のデイパスもありますが、基本は必要に応じて購入すればOKです。
観光地とのセット券について
マンチェスターには、ロンドンのような大規模な観光パスはあまり充実していません。
リヴァプール
空港→リヴァプール市内移動
空港には駅がありませんので、基本的にはバス移動だと思っていればOK
- バス(Bus / Coach)
- リヴァプール空港 → リヴァプール・ワン/市内中心部
- 約25〜35分(頻発)
- 約£2〜£4:タッチ決済・現地購入
- 直通で分かりやすく安い。電車が無い分これが王道で、ほぼ全員が使うメインルート。
近場移動(在来線・バスについて)
リヴァプール市内の移動は、バスと鉄道が中心です。地下鉄はありませんが、代わりにMerseyrailという近郊鉄道が市内・郊外を結んでいます。
クレジットカードのタッチ決済は、鉄道や一部バスで利用可能ですが、ロンドンほど完全統一されていないため注意が必要です。
市内中心部(アルバートドック周辺など)は徒歩でも回れるため、「徒歩+必要に応じてバス or 鉄道」が基本スタイルです。
一日乗車券
リヴァプールでは、Merseytravelが発行する1日乗車券(Saveawayなど)があります。
・バス・鉄道(Merseyrail)で利用可能
・ゾーン制で料金が変わる
ただし、ロンドンのようなタッチ決済による自動上限(Daily Cap)は基本なしのため、乗る回数が多い日は1日券の方が安くなるケースが多いです。
観光地とのセット券について
リヴァプールには、大規模観光パスは基本的にはありません。無料観光地が非常に充実しています。
エディンバラ
空港→エディンバラ市内移動
- トラム(Edinburgh Trams)
- エディンバラ空港 → 市内中心(Princes Street/Waverley周辺)
- 約30〜35分(頻発)
- 約£6〜£7:券売機・タッチ決済
- 直通で分かりやすく、観光エリアど真ん中に到着。初めてでも迷わず使える王道ルート。
- バス(Airlink 100)
- エディンバラ空港 → 市内中心(Waverley Bridgeなど)
- 約25〜35分
- 約£5〜£6:アプリ・タッチ決済・現地購入
近場移動(在来線・トラム・バスについて)
エディンバラ市内は、バスとトラムが中心です。地下鉄はありません。
特にLothian Busesが運行するバス網が非常に発達しており、市内のほぼ全域をカバーしています。
クレジットカードのタッチ決済は、バス・トラムともに利用可能で、乗車時にタップするだけでOKです。
また、旧市街(ロイヤルマイル周辺など)は徒歩で十分観光できます。
一日乗車券
エディンバラでは、バス・トラム共通の1日乗車券(Day Ticket)があります。 また、クレジットカードのタッチ決済を利用すると、1日の上限料金(Daily Cap)が適用される仕組みがあります。
観光地とのセット券について
エディンバラには、ロンドンのような大規模観光パスは基本的にありません。




























