脱獄不可能！？アルカトラズ刑務所に潜入してみた

アルカトラズ刑務所って？

サンフランシスコ湾、2.4kmの小島にあるアメリカ連邦刑務所です。
1963年まで実際に使用されており、アメリカ全土から集められた受刑者を収容していました。
特殊な立地や、有名囚人を収監していたことから、脱獄不可能な刑務所として映画の舞台になることもしばしば。
現在は、ツアーのみで入島が許されているため、オンラインでチケット購入が必要です。

ツアーへの参加方法

アルカトラズ刑務所ツアーはこちらのサイトからチケットの予約・購入が可能です。
いくつかサイトがありますが、島の内部には入れないクルーズツアーを提供している業者もあるので、購入時には下記のオフィシャルサイトを使用しましょう。

トップページからDay TourまたはNight Tour、ツアーの種別と日付を選択します。

詳細ページで、具体的なツアー時間を決定します。

島までのフェリー運航の関係で、時間帯によって人数制限がされています。（時間帯の横に残り枚数が表示されます）直近になると購入者が殺到するため、日付が決まった時点でなるべく早く購入することをおすすめします。

チケットの種類を選択し、「Continue」で決定します。
次の画面で食べ物チケットを同時購入できますが、個数0ですとカウントされません。

最終の購入内容を確認する画面で「Continue to check out」をクリックすると、支払い画面に遷移します。

必要事項と、支払いフォームに入力します。

必要事項を記載し、支払いを行います。住所や電話番号は日本のもので問題ありません。

支払いが完了すると、予約完了メールが届きます

Apple Walletに追加することもでき、とても便利です。こちらでチケットの購入は完了です。
当日は30分前には出港するピア33に到着できると安心です。

ツアー当日

Pier 33へ向かう

Pier 33はバス、路面電車で行くことができます。市内からもアクセスは良く、海沿いでとても気持ち良い場所です。

「Alcatraz cruise tour」と大きく表示されている広場があるので、場所もとても分かり易いですので、迷うことはないでしょう。人も沢山います。

乗船まで

乗船までの待合場所は外になります。ベンチとトイレはありますが、フェリー内まで飲食物は買うことができません。ツアー開始前に食事は済ませておくと良いと思います。
待ち合い場所には、アルカトラズ島の歴史や、刑務所の模型などが置いてあるので退屈しません。

ツアーの10分程度前頃から、乗船の列に並ぶことができます。
列は早いもの順になり、フェリー内の席も早い方が取りやすくなります。

乗船

フェリーに乗ったら、デッキの席がおすすめです。風が気持ちよく、景色もとても良いです。
船の先頭の方は、波が荒い日だと水飛沫が直にきます。

ツアーは自由行動

船から降りてからは各自自由行動です。坂の上にある刑務所を目指して歩いて行きます。

刑務所内に入るとシャワー室が受付となっており、ヘッドフォン付きの音声ガイドを配布しています。日本語のものもあるので、「Japanese」と言って、設定してもらいましょう。

階段を登って、囚人たちの独房エリアに向かい、音声ツアーが始まります。
初めてみる刑務所の内部は、想像以上に狭く圧迫感がありました。通路や場所にアルカトラズ刑務所ならではの通り名があったり。

運動場や図書館も刑務所内には存在します。楽器の持ち込みも許されていた事には驚きでした。天気が良い日は光が多く入り、小窓からは海やサンフランシスコの港を見ることができます。
どんな気持ちでこの小窓を覗いていたんだろうと、当時を想像しながら歩くのは楽しいひとときでした。

脱獄不可能とされていた刑務所でしたが、3人の脱獄成功者がいたとされています。
詳しくは予備知識で紹介している動画/映画を見てから行くと、さらに楽しめます。

より楽しむための予備知識

You Tube

「アルカトラズで受刑者になるのはどのようなものでしたか」

「最も悪名高いアルカトラズ受刑者 7 人」

映画

The Rock

アザラシ

既に観光地化された現代のアルカトラズ島が海兵隊に占拠されるところから物語が始まります。派手なアクションあり、ハラハラドキドキな物語が楽しめます。

アルカトラズからの脱出

アザラシ

XContact

海外リモートワーク、海外移住、ワーキングホリデーなど、生の体験談を発信する、旅する愉快な鰭脚類。
趣味はごはんを食べること、お腹がすいたり眠くなると機嫌が悪くなる。
アザラシを中心に世界が回っていると思っている。