[2分で丸わかり!]ハンガリーワーホリの基本情報から生活を始めるまでの流れ
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ハンガリーのワーキングホリデーの基本情報から、生活を始めるまでの流れをご紹介します!
ハンガリーのワーキングホリデー
ハンガリーは中央ヨーロッパに位置する国で、ヨーロッパの中でも比較的物価は安く、現地で働かずとも、日本でリモートワークをしながらでも十分暮らすことができます。
ビザ申請は現地でも可能なため、申請のために一時帰国する必要もありません。
大手LCCのWIZZ Airがハンガリーの会社であることもあり、ブダペストからは近隣諸国へ簡単に移動することができます。
古き良き美しい街並みと、生活費の安さ、夜も歩ける安全さを兼ね備えている、素晴らしい滞在先だと思います。
申請費用
ワーキングホリデーの申請費用の目安になります。語学学校に通ったり、健康保険をどこで申し込むかによって費用は前後します。住居のデポジットなどもあるので、お金はなるべく多めに用意しておくと安心です。
項目 | 費用 |
---|---|
ビザの申請費 | 24,000Ft |
健康保険(1年) | 現地保険の場合 40,000〜70,000Ft |
資金証明(入国から3ヶ月分) | 600,000Ft以上 |
合計 | 694,000Ft(30万円程度) |
申請方法
ハンガリーのワーキングホリデーは、日本で申請してから渡航する方法と、現地で直接申請する方法があります。
日本で申請する場合は、大使館へ、現地申請の場合は、観光ビザで居られる90日以内にオンラインで申請を提出し、全ての手続きを終える必要があります。
アザラシは別の国でワーホリしてからハンガリーに行ったため、日本に帰らず現地申請を行いましたが、追加で用意が必要な書類もあり、とっても大変でした。日本から来るのであれば、申請してからきた方が断然楽かと思います。
現地申請についてはこちらの記事から。

申請書類の準備
ビザ申請には、いくつか必要な書類がありました。
特に無犯罪証明書は、移民局に行ってから用意するように指示されたものでした。現地で取り寄せる方法についてはこちらの記事から。

無犯罪証明書を取り寄せる際に、パスポートに記載されている戸籍が最新のものである必要があります。最新でない場合、まずはパスポートの更新しなければならくなりますので注意が必要です。
EMSを使った戸籍謄本等の書類の取り寄せ方法を解説しています。ハンガリーの郵便事情は日本ほどスムーズではありません、できれば使わなくて済む方が良いかと思います。

ワーキングホリデーでは、ビザを発行するにあたり、十分な滞在資金があるか英文の残高証明書が必要です。大手銀行はほぼ有料+郵送などで時間がかかる場合が多いですが、PayPay銀行は無料かつ、いつでもオンラインでDLが可能です!

申請までの準備
ワーキングホリデー期間をカバーする健康保険にも加入が必須です。現地でハンガリーの民間保険に加入すれば、日本の高い旅行保険に加入せずとも、十分な内容の保険でビザ申請が可能です。

ワーキングホリデーのビザ申請のためには、住居の証明が必要です。そのため家がないとビザを申請すること自体ができません。
内見は詐欺などに遭わないためにも、必ず直接いく必要があります。渡航前からサイトを覗くことや、費用の目安を見ておくなど、準備ができます。
![ハンガリーのお部屋探し[到着前でも準備ができる]](https://azarashiworld.jp/wp-content/uploads/2023/10/img_article49-2-320x180.jpg)
申請書提出後
書類を準備し、申請書をオンラインで提出したら、15日以内に移民局へ出向く必要があります。移民局は夏の時期などとっても混雑するため、必ず予約してから行きましょう。移民局の予約方法はこちらの記事から。

ビザが取れたら
就労と納税
ビザが取れたら、就労するためにいくつか申請をする必要があります。
Client Gate(Ügyfélkapu)は役所等の申請を全てオンラインで行うために登録するシステムのことです。こちらをなるべく早めに登録しに行きましょう。
引っ越して住所が変更になった時なども、役所や移民局へ行かずとも、オンラインで変更ができるようです。とても便利ですね。

ハンガリーで労働するには、「TAX」カードの作成が必要です。税務署もしくは役所内の税務署出張所で作成できます。
リモートワークはもちろんですが、現地のレストラン等で働く時にも必ず必要になりますので、すぐ作りに行きましょう。

ハンガリーで納税する方法については、こちらの記事から。
アザラシの場合は、日本からお給料を得ているため、四半期に1回所得税を前払いして納付します。年始以降に前年度分の税務申告を行います。
![[2023年度] 海外住み日本の会社員がハンガリーで納税してみた](https://azarashiworld.jp/wp-content/uploads/2024/03/img_article65-1-320x180.jpg)
生活をはじめる
ビザを取得できたら現地で銀行口座の開設も可能です。
フォリントの銀行口座、ユーロの口座も開設することができます。
![ハンガリーでOTP Bankの銀行口座を開設してみた[予約の取り方、当日の持ち物を解説]](https://azarashiworld.jp/wp-content/uploads/2024/02/img_article63-1-320x180.jpg)
ハンガリーでの自炊ネタに困ったら、こちらの記事もご覧ください。
日本ではあまり見かけることがない調味料を使ったり、面白いですよね。
![ハンガリーで楽しく自炊生活[現地食材を使ったレシピあり]](https://azarashiworld.jp/wp-content/uploads/2024/04/img_article71-1-320x180.jpg)
ブダペストに住んでみて
ブダペストの基本情報
中央ヨーロッパに位置する、ハンガリーの首都になります。
ハンガリーは北にスロバキア、西にオーストリア、南西にスロベニア、クロアチア、南にセルビア、東にルーマニア、ウクライナと国境を接する国です。
ブダペストは国土の中央北側、ドナウ川沿いに位置しています。
大陸性気候に属しており、冬は寒く、平均0度〜マイナスになることが多いです。
夏は乾燥しており、比較的過ごしやすいですが、30度を超える日もしばしば。クーラーがない家も多いので、体調管理には注意が必要です。
![ブダペストってどんなとこ?旅行前に調べてみた[おすすめ映画・本も紹介!]](https://azarashiworld.jp/wp-content/uploads/2023/11/img_article53-320x180.jpg)
住みやすさは?
日本食や、日本の食材、調味料などはアジア食材店で手に入ります。野菜やお肉も安いので、自炊には困りません。アジア系レストランも沢山あり、美味しいところも見つけられたのでかなり助かっています。
住居は、ブダペスト市内のメトロやバスもしっかり通ってるアクセスの良い場所で、日本の地方(東京以外)と同じくらいかなという印象です。毎年物価は上昇しているため、これからどんどん上がっていくのではないかと思います。
部屋がすぐに無くなってしまうほど争奪戦でもなく、探しやすかったです。
言語はハンガリー語になりますが、市内中心部の飲食店では英語でも問題ないです。
保険契約と、スマホ契約の際はハンガリー語でしたが、翻訳アプリを使いながらひとつひとつ手続き行えました。
ハンガリーでのワーホリはおすすめ!
日本からの直行便はありませんが、生活費を抑えながらヨーロッパ中を旅したいなら、空港も近いしハンガリーはとてもおすすめです。
しっかり準備して、ハンガリーでのワーホリライフを楽しみましょう!!