ハンガリーで働いて納税するために「TAX」カードを作ろう
ハンガリーで働くために必要な納税番号の取得と、TAXカードの作り方について解説します。
TAXカードとは?
TAXカードとは納税番号が記載されているカードです。
長期の居住許可(ビザ)を持ってハンガリーに住んでおり、働こうとしている場合や、国内・国外企業を相手として仕事をしている場合、ハンガリーで納税をする義務があります。納税をするには納税番号の取得が必要です。
取得は税務署(NAV)へ郵送で提出か、直接税務署もしくは税務署併設の役所へ申請に行く必要があります。
申請に必要なもの
役所や税務署現地で申請する場合は、申請書は必要ありません。
基本的には、何かしらの滞在許可(ビザ)を所有している方が申請できます。
- 申請書
- 在留カード(ビザ)
- アドレスカード
- パスポート
ワーキングホリデービザの申請方法はこちらから
どこで申請できるか
役所で申請する
税務署を併設している役所があるので、そちらで申請が可能です。
受付でTAXカードを作りたいと伝えれば、番号札をもらえます。呼ばれた窓口で手続きをしましょう。
アザラシは、ビザが取れた日にその足で、8区の役所でTAXカードの申請と、Client Gateの開設を行いました
英語が通じるかどうかは対応する人によるので、自分が何をしたいか簡潔に伝えられるよう、複数言語でメモなど準備しておくとスムーズです。
Client Gate(Ügyfélkapu)のアカウント作成もまとめてやろう
ハンガリーで納税するには、日本で言うe-Tax的なオンラインプラットフォームが必要です。そちらにログインをするためには、Client Gate(Ügyfélkapu)のアカウント作成が必要です。
役所ではこちらのアカウントも作ることができるので、合わせて申請しましょう。
詳しくはこちらの記事からチェック!
税務署で申請する
納税番号がないと来場予約ができないため、初回申請の場合は営業時間内に¥に直接出向く必要があります。
受付でTAXカードを作りたいと伝えれば、番号札をもらえます。
アザラシは別件ですがここの税務署に行ったことあります。空いてるし優しく対応してくれたのでおすすめです!
対応可能な業務一覧や営業時間はこちらから確認できます。
NAV 南ブダペスト税務関税総局 中央カスタマーサービス
郵送で申請する
こちらのページから申請書をDLして、管轄の税務署に郵送します。
郵送先住所はこちらのサイトから確認ができます。
こちらのページで掲載されている税務署は管轄地区がIX., XI., XII., XVIII., XIX., XX., XXI., XXII., XXIII.になります。
TAXカードは郵送で届きます
役所または税務署でTAXカードを申請すると、納税番号が書かれた書類を受け取ることができます。必ず無くさないようにしましょう。
※郵送で申請したことがないので、郵送の場合は不明です。
TAXカードは15日以内に、アドレスカードの住所のポストに届きます。
しばらく経っても届かない場合は、NAV Officeへ問い合わせしましょう。
どうやって納税する?
納税番号が手に入れば、やっと正式にハンガリーで働くことができます。
先にもお伝えしましたが、ハンガリー国内の企業に勤めていないが収入がある場合や、自営業の場合はオンライン上で納税が可能です。
詳しくはこちらの記事から。
※ワーキングホリデーなどでアルバイトする方は、雇用主が毎月源泉徴収され前払いされています、次年度はじめに日本で言う確定申告のようなものを行う可能性がありますので、雇用主に確認してみてください。
税務関連の手続きサイトにログインするには、Client Gate(Ügyfélkapu)のアカウント作成が必要です。
詳しくはこちらの記事から。
ビザが取れたらなるべく早く手続きしましょう!