ハンガリー現地で、無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)を取得しよう
無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)の基本情報と、ハンガリーの大使館で取得する方法を解説しています。
無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)とは?
海外で免許や資格取得を行う場合に、渡航国の公的期間より提出を求められた場合に限り発行される、犯罪をしていないことを公的に証明する、証明書になります。
すべてのビザ申請に必要なのか
必要な国、必要でない国それぞれあります。また、「必要ない」とされている国でも、移民局の裁量によっては、「必要」とされる場合もあります。
ここでは、ワーキングホリデーが可能な29ヶ国の申請に限りますが、無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)が必要な国、条件付きで必要な国、必要ないとされている国を紹介します。
- オーストラリア
- ポルトガル
- スロバキア
- ハンガリー
- アルゼンチン
- チェコ
- チリ
- アイスランド
- リトアニア
- カナダ(日本国外に半年以上滞在された場合に必要)
- ニュージーランド(過去に12ヶ月以上ニュージーランドに滞在したことがある人は提出が必要)
- 韓国
- フランス
- ドイツ
- イギリス(YMS)
- アイルランド
- デンマーク
- 台湾
- 香港
- ノルウェー
- ポーランド
- オーストリア
- スペイン
- スウェーデン
- エストニア
- オランダ(必要だが、フォームはオランダ移民局のものに自分で記載する)
- イタリア
- フィンランド
ハンガリーでの無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)取得方法
移民局の裁量にはよるが、ハンガリーでは基本的には必要
ハンガリーでのワーキングホリデー申請では、無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)が必要とされる場合があります。
実際インターネットを見てみると、移民局で必要と言われた人、言われなかった人それぞれいるので、可能な限りは準備したほうが良いと思います。
ハンガリーのワーキングホリデービザを現地で申請する場合、オンラインフォームより行いますが、その中には無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)をアップロードする欄項目はありません。
ワンチャン必要ないのでは?と準備をせずに賭けに出ましたが、結局移民局では「必要だから45日以内に持ってきて」と要求がありました。
結局、無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)が出来上がる前にビザが貰えたので、提出はしませんでした。
在ハンガリーの日本国大使館で取得
無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)の取得は、在ハンガリーの日本国大使館で行います。市内からだとメトロとバスで乗り換えて1時間くらいはかかるかと思います。
よほど緊急でない場合以外は、電話予約が必須になりますので、余裕を持って手続きできると良いと思います。
証明書の取得に費用はかからない
証明書の取得に費用はかかりません。全ての指・掌の指紋、を取得しますので、少々時間がかかります。
大体2ヶ月くらいで取得ができる
日本で取得する場合は、概ね2週間程度で発行されるそうです。
ハンガリー現地の大使館などで申請をする場合は、大体2ヶ月前後を見ておいた方が良いでしょう。
実際にアザラシの申請から取得まではこんな時系列でした
- 8月23日 無犯罪証明書の取得申請手続き
- 10月13日 届いたので取りに来てくださいとのメールが大使館より届く
- 10月17日 予約とって、大使館で受け取り
パスポートの内容に不備があると、別の手続きが必要になる場合も
無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)は、戸籍のある都道府県の警察署が発行を担当します。そのため、パスポートに記載されている本籍が実際の戸籍の所在地と違う場合、パスポート自体の更新を始めに行った後に、正しい本籍の所在地に申請をするという2段階に渡る手続きをする必要があります。
また、パスポートを更新が必要な場合(または記載事項を変更する場合)費用がかかります。
アザラシは、本籍が古い所在地のままになっていたこともあり、始めに、パスポートの本籍部分の記載変更が必要になりました。
- 現在のパスポート
- 証明写真
- 6ヶ月以内に発行された戸籍謄本(原本)
戸籍謄本は日本からの取り寄せが必要なので、家族にお願いし国際EMSで送付してもらいました。
ワーキングホリデービザをシェンゲン協定期間内(90日)で取得しなければならない中、こういった時間ロスはかなりの痛手で、不安も大きくなりました。
パスポート情報はいつでも最新にしとかないと、こういうとこでつまずきます。
必要な場合は早めの手続きを
取得に多くても2ヶ月前後かかってしまう場合もある、無犯罪証明書(犯罪経歴証明書)の準備はなるべく早い段階から行いましょう。
また、1回目のワーホリなら無しでOK、だけど2ヶ国目、3ヶ国目になると必要、また過去◎年間の間に居住した国全てなど、条件付きのものも出てきます。こうやって見てみると、思いつきでビザ申請できる国って、案外限られてくることに気が付きます。
パスポートの情報は常に最新に、そして早めの準備をしてワーホリライフを楽しみましょう!