海外に長期（16日以上）行く人なら、楽天モバイル1択な話

海外渡航時のスマホSIM事情

海外旅行に行くときに、もう必需品となっているのがスマホです。Google Mapsや航空券のチケット、ホテルの予約証明やビザなど、全てスマホで確認ができます。

そんな便利なスマホを海外で使うにあたって必要なのが、現地でインターネットや電話を使うためのSIMカードです。

以前は、現地に到着して購入したり、事前にネット通販で購入したSIMカードを、自分のスマホに抜き差しして、旅行中だけ普段と異なるSIMを使うことにより、現地の電波を使えるようにしていました。
しかし、今はeSIMのおかげで、QRコードを読み込むだけで、スマホにSIMをインストールできるような仕様に変わってきています。

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ただ、そんな便利なeSIMでも周遊旅行などで複数国を跨ぐ場合など、移動の旅に変更が必要な場合があります。（周遊用のプランももちろんあります）

また、昨今は、電話番号を使用した2段階認証をセキュリティとして使用しているアプリやサービスも多く存在します。別のSIMを使っている海外旅行期間中に日本で使用している電話番号が使えないと、Googleをはじめとしたその他のアカウントに入れない場合が考えられます。

どんなSIMがいいのか

何を目的に海外渡航をするかによる所が大きいです。
数日なのか、数ヶ月なのか、数年なのかでも選ぶSIMは変わってくると思うので、自分の使い勝手の良いものを選べると良いと思います。

日本のSIMのまま渡航

先ほど指摘した、差し替えSIMやeSIMなどのデメリットにある「自分の電話番号が使えない」を解決できるのが、この選択肢です。

スマホのキャリアによっては、日本のSIMのまま渡航ができるサービスを提供している場合があります。電話番号が変わらず、2段階認証なども問題なく行えるので、かなりおすすめです。
ただ、良い条件のものが限られてしまっているのが現状。キャリアによっては「事前予約」して「追加料金を支払う」ことを条件としている場合が多いです。

そんな中、事前の申し込みが不要で、基本料金が据え置きのキャリアも存在します。ahamoと楽天モバイルは契約していれば、そのままSIMなど変えずに海外に渡航でき、使用GBの制限などはありますが、はなから追加料金なく使用ができます。

ahamo

15日以内の海外旅行を頻繁にする方などは、断然ahamoがおすすめです。
ただ、15日を超えると低速になってしまい、日本に帰国しない限り、月をまたいだとしてもリセットされることはありません。

楽天モバイル

16日以上海外にいるなら楽天モバイル一択

Ahamoの唯一の弱点である、15日以内の縛りが無いのが楽天モバイルです。月を跨げば海外ローミング用の2GBが復活します。
短期旅行にはもちろんですが、16日以上を超えた長期の渡航でも、日本の電話番号を維持したまま、現地で使用もできるスマホキャリアとして、唯一使えるサービスです。

実際、海外居住3年目のアザラシも、渡航前は、大手キャリアの電話番号保管サービス（月額400円程度）の使用を検討していました。
しかし、2段階認証で登録している電話番号やら何やらが多すぎて断念。

楽天モバイルは、月額980円（税抜）。毎月どこの国でも使える2GBが含まれて、電話番号もそのまま使えるとなると、長期滞在者で、日本の電話番号を維持したい方向けには、かなりおすすめです。

アザラシ

日本に一時帰国してもそのまま使えるの楽すぎる

eSIMで契約すれば、現地キャリアのSIMと併用もできる

楽天モバイルでは、eSIM（物理SIMなし）で使用ができます。
そのため、長期滞在の人が、海外でスマホキャリアを契約しても、追加で物理SIMカードは挿せるし、eSIMも複数登録、複数切り替えができるので1つのスマホで共存可能です。

アザラシ

実際にアザラシも、毎月2GBまでは楽天モバイルのeSIM、2GB超えて低速になったら現地SIMに切り替えて使用しています。

アザラシ

XContact

海外リモートワーク、海外移住、ワーキングホリデーなど、生の体験談を発信する、旅する愉快な鰭脚類。
趣味はごはんを食べること、お腹がすいたり眠くなると機嫌が悪くなる。
アザラシを中心に世界が回っていると思っている。