アプリで楽々搭乗!Ryanair でヨーロッパ格安旅行を実現!
ヨーロッパを中心に運行している格安航空会社「Ryanair」についてプランの説明や荷物の規定について、また搭乗記を紹介しています。
Ryanairって?
アイルランドのダブリンに本社を置く、アイルランドの格安航空会社です。
特徴はなんと言っても、安すぎる航空券!日本円で3,000円程度から航空券が購入できます。
回転率の早さや運行数で収益を出している航空会社になりますので、良いサービスやフレキシブルさは持ち合わせていない場合があります。時間や余裕を持って利用することをお勧めします。
Ryanairのここがいい!
とにかく料金が安い!
€20前後でチケットが購入できることもしばしば。時期によってはバス代とそう変わりないことも。
リュック1つ程度の旅ならば無料ですので、2泊3日くらいでしたら、飛行機料金を抑えて気軽に旅行することができます。
アプリでオンラインチェックインが可能
RyanairのアプリとWebサイトからオンラインチェックインができます。
アプリの搭乗券があれば問題ありませんが、アプリがダウンロードできない場合は、搭乗券の印刷が必ず必要です。
AndroidはDLできますが、日本版のiOS端末はアプリのDLができません。
料金区分は4種類
FLEXI PLUSに、受託手荷物無料が入ってないのが驚きでした。
PLUSとREGULARの違いは、受託手荷物にするか、座席上の機内持ち込み手荷物にするかの違いのようでした。
FLEXI PLUS
- 座席下に収まる機内持ち込み手荷物(40cm x 20cm x 25cm)無料
- どの席でも指定席
- 座席上機内持ち込み手荷物(55 x 40 x 20 cm、10Kgまで)無料
- 優先搭乗
- 専用のファストトラックレーンでセキュリティ通過可能
- 空港チェックイン無料(オンラインももちろん可能)
- 手数料無料でフライト変更
- 手数料なしで、当日早い便への変更可能
PLUS
- 座席下に収まる機内持ち込み手荷物(40cm x 20cm x 25cm)無料
- 特定の席のみ指定席可能
- 受託手荷物20kg
- 空港チェックイン無料(オンラインももちろん可能)
REGULAR
- 座席下に収まる機内持ち込み手荷物(40cm x 20cm x 25cm)無料
- 特定の席のみ指定席可能
- 座席上機内持ち込み手荷物(55 x 40 x 20 cm、10Kgまで)無料
- 優先搭乗
BASIC
- 座席下に収まる機内持ち込み手荷物(40cm x 20cm x 25cm)無料
Ryanairの荷物は厳しい?
荷物の規定について
Ryanairの荷物サイズの規定はなかなかの厳しさです。
当日、荷物が規定をオーバーする場合、追加料金が必要になる場合がありますが、当日の空港スタッフの裁量にもよるので、明言できません。
座席下に収まる機内持ち込み手荷物(Small Bag)
規定:40cm x 20cm x 25cm
無料で持ち込める機内持ち込み手荷物は、WIZZ Airよりも厳しい、合計85cmの規定があります。こちらの手荷物は、座席上には置けず、座席下のみに入れるルールがあります。
座席上に収まる手荷物(Cabin Baggage)
規定:55 x 40 x 20 cm、10KGまで
「REGULAR」「FLEXI PLUS」の2料金プランでは、頭上のポケットに入れられる荷物が10KGまで機内に持ち込むことができます。「PLUS」には含まれないので注意です。
受託手荷物(Checked Baggage)
規定:10KG、最大寸法 80×120cm×120cm、20KG
受託手荷物は、重さごとに料金が変動します。
チェックインが特殊!気をつけて!
Ryanairのチェックインは2種類
Ryanairのチェックイン方法は主に「オンラインチェック」と「空港チェックイン」の2種類があります。
まず「空港チェックイン」は料金区分「FLEXI PLUS」以外は有料になります。カウンターに行っただけでお金を取られる可能性があるので、気をつけましょう。
オンラインチェックインにも注意が必要
オンラインチェックインはブラウザ上、アプリ上で行えます。
また、搭乗券はRyanairのアプリで搭乗券を提示するか、印刷した搭乗券を提示する必要があります。
Webブラウザ上のチケットを見せるだけではNGです、アプリがなければ必ず印刷が必要です。追加料金を取らます。
日本のApp Storeでは、Ryanairのアプリがダウンロードできません。
そのため、Android端末を使うか、iPhoneユーザーはホテルや印刷所で搭乗券を印刷する必要があります。(下記は印刷用搭乗券)
ビザチェックが必要な場合がある
EU内→EU内などの国内線扱いのフライトは、必要がありませんが、EU内→EU外、EU外→EU内など入国審査が必要な場合に、相手国に入国する資格に問題ないか、空港カウンターでチェックされます。
乗せてった国に乗客が入国できなかった場合、Ryanairが乗せて帰らないといけない決まりがあるためだよ!
オンラインチェックインはどの場合でも必要ですが、搭乗券にVISA CHECKの文字が出たら、当日は空港カウンターに向かって下さい。オンラインチェックイン後のビザチェックの場合は料金は発生しません。
Ryanair搭乗レポート
ブダペスト・リストフェレンツ(BUD)→ ベルリン・ブランデンブルク(BER)
- 搭乗日:2023年9月
- 種別:EU内→EU内
- プラン:BASIC
航空チケットを購入した後に、諸事情でパスポート更新する事になってしまうという凡ミスがありました。こういった場合、チェックインの際に新しいパスポート番号で入力すれば問題ないのですが、旅行会社Trip.com経由で購入していたため、前日にいきなり古いパスポートのまま自動でチェックインされてしまうトラブルに見舞われました。
EUからEUの国内線扱いと言っても、何かあると怖いので、オンラインチャットのカスタマーサービスに連絡して、パスポート情報を全て変更してもらい、無事に新しいパスポートナンバーの搭乗券を確保。搭乗券は印刷が必要になってしまいましたが、問題なく搭乗できました。
飛行機の遅延はなし。機内持ち込み手荷物の規定サイズ(40 x 30 x 20 cm)を少しオーバーした47 x 32 x 18 cmの普通サイズのリュックでしたが、特に何も言われず、サイズを測られることもありませんでした。
Ryanairこんな時どうする?
パートナーでない旅行代理店を通じて予約すると、航空券がうまく確保できない場合がある
ライアンエアーと商業契約を結んでいない第三者の旅行会社からチケットを購入すると、予約がブロックされる場合があります。
この場合下記のようなメールが届き、「エクスプレス認証」または「スタンダード認証」本人認証をしないと、チケットが確保できない場合があります。
本人認証には予約番号と、写真/署名のある身分証明書(パスポート)と、カメラ付きデバイスで手続きをする必要があります。
本人認証をすれば、予約チケットは確保されますので、認証をした上でRyanairのWebサイトやアプリからも自分の予約を確認できるようにしておきましょう。
また、第三者の旅行会社からチケットを購入した場合、オンラインチェックインが旅行会社によって自動的に行われる可能性があります。旅行会社に登録している情報と、最新の旅券情報が同じになるように確認しておく必要があります。
Ryanairはおすすめ!
Ryanairは格安の航空券を提供する代わりに、回転率の早さや運行数で収益を出しています。搭乗などは荷物が少ない乗客も多いため、スピード感があり、スムーズです。
就航している空港が街中より少し不便な場所にあるなど、少しデメリットもありますが、安いに越したことがない方はぜひ利用することをオススメします!